[初心者向け]考えすぎ!動きが遅い!?NLP学習の5段階

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新しい事を試そうとしたときに  「考えすぎ!もっと感覚的に動け!」   そういう風に言われてしまった事ってありませんか?

考えすぎて判断が遅れる?

新しいことを取り組もうとしている時に自分がよくチームメイトから言われていた言葉です。

最近は言われなくなりましたが、スペーシングやチームプレイといった新しい取り組みをしている時ってどうしても考えながらの動きになってしまいますよね?

これははっきり言ってしょうがない話です。

ぼくも、なんで考えすぎて動作が遅くなるんだろう。頭ではわかってるはずなんだから状況判断も早くできるんじゃないか?と不思議に思っていたところ、原因が分かりました。

今回は少しその話について書いてみます。

 

NLP学習の5段階

物事を習得するときには段階というものがあり、そのヒントとしてNLP学習の5段階という考えが非常に参考になります。

脳の説明書とも言われるNLPですが、興味のある方は是非調べてみてください。

  • レベル1 無意識的無能 : 分からない事が分からない状態
  • レベル2 意識的無能  : 知っているけど、出来ない状態
  • レベル3 意識的有能  : 考えるとできる状態
  • レベル4 無意識的有能 : 考えなくてもできる状態
  • レベル5 無意識的有能と意識的有能 :無意識に行なっていることを、意識して人に教えることができる状態

バスケをしてる人にも当てはめる事が出来るんですが、バスケがとても上手な人でもレベル5にあたる人は相当少ないな。。というのが実感です。

上手な人に教えてもらおうと声をかけた時に

「感覚だよ。ポンって入ったらシュッってなるじゃん」

こう返してくる人のなんと多いことw 感覚派な人。周りに結構居るのではないですか?

こういう感覚派な人は大体レベル4の無意識的有能に分けられると思います。本人はいいんですよね。自分の思った事を実現できるので、別に誰かに教える必要がなければそのままでも特に問題はないと思います。

この理論がを見た時に「名選手、名監督にあらず」ってこういう事か~。と妙に納得しましたw

 

こういうサイトを見ている人というのは大体はレベル2~レベル3にあたるのではないかと思います。

「なるほど、こういう動き方をすると得点に結びつくのか。。」

「こうすればシュートが入るのか。。」

というのは分かる!でも出来ない! あるあるですね。すごくわかります。

 

学習の5段階といっているだけあって、これはスポーツの話でなく、学習の話になるのですが。スポーツはさらに身体を動かすという段階を挟むので無意識的に動けるようになるには結構な時間がかかります。本当に、バスケは技術習得に時間がかかるスポーツですね。

チームメイトから心無い言葉がもし飛んできたとしてもポジティブに考えてください。

チャレンジなくして成功なしです。

今までは出来ない段階に居たけど考えれば動けるようになってきている。

このトライとエラーを繰り返してようやく無意識的に動けるようになります。

何事も焦らずに上達のためにどんどんチャレンジしていきましょう。

 

チャレンジ無くして成功なしです!(大事なので2回言った)

 

考えすぎて判断が遅れる状況を繰り返していくと、だんだん状況判断も早くなっていきます。

そうすればしめたもの。無意識的に動けるのは時間の問題です。

結果を急ぐのは分かりますが、無意識的有能になるためには習慣が必要であり、少しずつ身体に新しい動き、考え方を教え込まないといけないので時間がかかります。ハビット(習慣)スポーツというだけあって、練習で出来ない事は試合では出来ないのです。練習で出来てる事が試合で出来なくなる。なんて事もしょっちゅうなのに、その上の段階はまた難易度が跳ね上がります。

焦らずじっくり、新しく習得したい事の練習を習慣に落とし込みましょう。

 

教える立場の人ほど気を付けたい

キャプテンなどの教える立場の人もこの記事は参考になるはずです。

「なんで言われた事がすぐに出来ないんだ!?」

「何回同じこと言わせるんだよ!?」

と言った気持ちも分かります。ただ、成長していくためには段階を踏む必要がどうしても必要なのです。

要領が悪い、飲み込みが遅い。というのもあるのかも知れませんが

教えられた人の中にない、新しいものであるほど習得には段階が必要です。

すぐに試合で成果を出してほしい。そういう気持ちも分かりますが少し見守る事も必要なのかもしれません。

もしくは教える側の伝え方に問題がある場合もあります。感覚的に教えられても、自分と近いレベルの人にしか理解できないといった事もありえます。

言葉選びも非常に重要です。擬音を多用する教え方だと、分からない人には呪文のようにしか聞こえない事もありますからw

 

まとめ

  • 無意識的に動けるようになるまでは時間がかかる
  • 無意識で動ける段階になるためにはやり続ける習慣が必要
  • チャレンジに失敗はつきもの。成功へのステップアップの途中

新しい事を始めたいけど、すぐに成功を求める気持ちはわかります。

自分で良いと思って選んだ挑戦なら芽が出るまでトライしましょう。成功は目の前です。

<sponsord>
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